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南氏館


   


読み・・・みなみしやかた

所在地・・・栃木県足利市名草中町

築城年・・・1351〜57年

築城者・・・南宗継

主な城主・・・南氏


南宗継

 南氏は高氏の一族であり、南宗継は足利尊氏の重臣である。

 『太平記』巻第十六「多々良濱合戦事付高駿河守引例事」に南宗継の名が見える。

 1336年1月、足利尊氏は奥州から上洛してきた北畠顕家軍の攻撃を受け、尊氏は九州へと逃れた。少弐氏に迎え入れられた尊氏であったが、その少弐氏と菊池氏が激突して少弐氏は敗れた。
 菊池氏は大軍をもって多々良浜へと向かい、数で劣勢の尊氏は菊池氏の大軍を前に自害の覚悟を決める。その尊氏に対して弟直義は、兵力差はあっても、自軍にいる者はずっと付き従ってきたものだから「一人当千ノ勇士」であるとして、尊氏の自害をとどめた。この付き従ってきた者の中に、「南遠江守宗継」の名が見えるのである。
 「多田良浜の戦い」で菊池氏に勝った足利尊氏は勢いを盛り返し、再び上洛へ動き出す。


<現在の状況>

 金蔵院が南氏館館跡。墓地の西側に南北に伸びる土塁が見られる。


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 「南氏墓所」南氏一族の墓所。

 「本覚山城」南氏館から南西にある城。

南氏館の所在地→