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長井戸城




  

読み・・・ながいどじょう

所在地・・・茨城県猿島郡境町長井戸

築城年・・・不明

築城者・・・不明

主な城主・・・菅谷氏?


中継の城

 長井戸城がいつ誰に築かれたのかは明らかでないが、戦国時代に使用されており、戦国時代に大改修されたとみられている。
 戦国時代、この地は古河公方家の御料所であり、後に北条氏の支配下となった。北条氏は1575年に祗園城を攻略し、1577年には逆井城を築いて下野と常陸進出への前線拠点とした。
 長井戸城は、東西を結ぶ栗橋城・古河城から逆井城への中継点として、また南北を結ぶ関宿城から祗園城への中継点として機能していたと考えられる。
 小田原開城後、長井戸城は廃城となった。


<現在の状況>

 長井戸香取神社境内が長井戸城跡である。神社を土塁と堀が囲んでいて、美しき遺構と言える。


<あわせて読みたいページ>


 「祇園城」小山氏の居城であり、北条氏の下野進出の前線拠点。

 「関宿城」下野進出への拠点となった、下総国の要の城。

 「逆井城」当時の城を復元した素晴らしき城。

長井戸城の地図→