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今市客館


   

読み・・・いまいちかっかん

所在地・・・栃木県日光市今市(旧今市市)

別称・・・唐人小屋

築城年・・・1636年、1643年、1655年

築城者・・・江戸幕府


3回の日光参り

 江戸時代、朝鮮から使節が来日し、将軍に拝謁した回数は、1607〜1811年までで計12回に及ぶ。その中で、第4回目の1636年、第5回目の1643年、第6回目の1655年の3回が日光参りを行っている。
 3代将軍徳川家光は、1634年から日光東照社の大造替を命じ、1636年に完成した。その豪華な姿を見せるべく、幕府は朝鮮使節に日光参りを要請、こうして朝鮮使節の日光参りが行われた。

新築の客館

 今市客館は、朝鮮使節の日光参りが行われる度に新造され、豪華なものであった。
 新造の客館を用意したのは、今市は日光への手前であり、行きと帰りで2泊使用される。そのために、朝鮮との友好を示すための措置でもあり、また、朝鮮は対馬藩のために釜山に倭館を用意したことから、儀礼的な面もあったと言われる。


<現在の状況>

 東武日光線「上今市駅」のすぐ目の前に杉並木公園があり、今市客館跡は、その東隅にある。土塁が残っているのが印象的。
 こういう史跡も存在しているのは、実に面白い。

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 「今市御成御殿」如来寺に設けられていた家光の御殿。

今市客館の所在地→