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羽附陣屋


読み・・・はねつくじんや

所在地・・・群馬県館林市楠町

築城年・・・不明

築城者・・・不明

主な城主・・・不明


羽継原の合戦

 羽附陣屋は、羽継原の合戦の際、古河公方足利成氏方の陣所となったところという。

 羽継原の合戦は、1459年10月15日夕に行われた戦いである。
 1454年12月27日、足利成氏は関東管領上杉憲忠を自邸に招いて謀殺した。これにより「享徳の乱」が勃発し、足利成氏と上杉氏との戦いが各地で行われるようになった。
 上杉氏は利根川西南地域に勢力を持っていたことから、現在の埼玉県本庄市に五十子(いかっこ)陣を構築、利根川西南地域を上杉方、利根川東北地域を成氏方と、両軍の勢力圏が形成されていく。
 1459年10月、五十子陣から古河へ向けて出撃した上杉方の軍勢は、10月14日に武蔵国太田荘、15日朝に上野国海老瀬、15日夕に上野国羽継原と古河公方足利成氏軍と戦い、激戦の末に上杉軍が敗れた。


<現在の状況>

 羽附陣屋跡は、民家と田畑になっている。


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