トップ>栃木県・県南の城>栃木市>平川城
平川城
読み・・・ひらかわじょう
所在地・・・栃木県栃木市大宮町(旧栃木市)
築城年・・・1435年
築城者・・・皆川氏秀
主な城主・・・皆川氏(平川氏)
川原田の戦い
1435年、皆川氏秀によって平川城は築城された。
氏秀の父秀宗は、永享の乱に巻き込まれて1438年に自害してしまったため、平川城の氏秀が皆川城主となり、氏秀の二男成明が平川城主となった。
1523年、鹿沼城を攻め落とした宇都宮忠綱は、その勢いをもって南下して皆川を攻めた。この戦いが「川原田の戦い」と呼ばれるもので、激戦を展開した。宇都宮軍は多くの戦死者を出したが、皆川軍は皆川城主宗成(成明の兄)と平川城主成明が戦死、皆川氏は壊滅的な打撃を受けた。
川原田の戦いの後、平川城は廃城となる。
<現在の状況>
東武宇都宮線「やしゅうひらかわ」駅の北側の工場が平川城の跡である。
<あわせて読みたいページ>
「皆川城」皆川氏の居城。
「升塚」川原田合戦の戦死者を葬ったとされる塚。
<栃木市の城一覧>
平川城の地図→