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石塚館
読み・・・いしづかやかた
所在地・・・栃木県小山市下石塚
築城年・・・不明
築城者・・・不明
主な城主・・・石塚氏
石塚氏
石塚館は、石塚氏の居館跡と考えられている。
石塚氏は、粟ノ宮(小山市粟宮)の社家である粟宮氏の一族のようだ。
始皇帝の子孫?
さて、粟宮氏ついてだが、その先祖を遡ると、秦の始皇帝に辿りつくという家伝を持っている。すなわち、
天正十八年(1590)九月九日、栗橋城主野田氏の家臣である石塚照吉が作成した「石塚照吉由緒書」(小山市立図書館所蔵文書)に、
「下野国小山之庄之内阿波宮殿与申御侍御座候、秦始皇之御末孫ニ而御座候」
とある。
この家伝の真偽は不明だが、粟宮一族は古くから存在していた豪族で、小山氏の中でも重臣の位置にいたとされる。
<現在の状況>
星宮神社に石塚館の石碑が建っている。小山市内の城跡は石碑が多い。
<あわせて読みたいページ>
「祇園城」小山氏の居城。
「国府館」石塚館から北西にある館。
<小山市の城一覧>
石塚館の地図→