トップ栃木県・県央の城鹿沼市>押原東町陣屋

押原東町陣屋


   


所在地・・・栃木県鹿沼市仲町(旧鹿沼市)

別称・・・岩槻藩出張陣屋

築城年・・・1635年頃?

築城者・・・阿部氏

主な城主・・・岩槻藩


岩槻藩の飛び地

 押原東町陣屋は、岩槻藩の飛び地支配のための陣屋である。
 岩槻藩主の阿部正次は、鳩ヶ谷藩、大多喜藩、小田原藩、岩槻藩と転じていった。正次は1610年の段階で鹿沼を所領としており、その頃に鹿沼陣屋(押原西町陣屋)が建てられている。
 阿部正次の後、岩槻藩主阿部氏は重次、定高、正春、正邦と続き、1681年に正邦が宮津へ移封となると、天領となって陣屋も壊された。

<現在の状況>

 「まちなか交流プラザ」一帯が押原東町陣屋があった場所である。


<あわせて読みたいページ>


 「鹿沼陣屋」阿部正次が鳩ヶ谷藩主時代に築いた、飛び地支配の陣屋。


鹿沼市の城一覧

押原東町陣屋の地図→