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片岡城


   


読み・・・かたおかじょう

所在地・・・群馬県邑楽郡邑楽町中野

築城年・・・平安時代末期?

築城者・・・片岡国繁?

主な城主・・・片岡氏


片岡氏について

 案内板によると、平安時代末期に坂東平氏国繁が片岡に入部し、そして片岡氏を名乗った。2代目の経繁が平清盛に仕えていたことから、平家滅亡後、片岡氏は土佐に渡って黒岩城の城主になったという。


 この片岡氏について疑問を持ち、『姓氏家系大辞典』で片岡氏について調べてみると、関わりのある項目が3つあった。

 土佐国の片岡氏は、土佐の片岡で起こった豪族であり、壬生姓であるという。

 また、醍醐天皇から始まる醍醐源氏の子孫、盛保が上野国の片岡郡を領して片岡と名乗った。さらにその子孫である直綱が応永18年(1411)12月に土佐国に移り住んだことで、土佐国片岡氏の祖になったという。

 上野国の片岡氏についてはこの地にて起こったいい、いずれにしても片岡氏については不明な点が多い。

<現在の状況>

 南北に伸びる土塁が残る。

片岡城の地図→