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逆さ藤天神



所在地・・・栃木県足利市家富町




逆さ藤の故事

 この社は、足利家守護として古くから崇敬されていた。
 祭神は菅原道真公で、学問の神として人々の厚い信仰を集めている。
 建久7年(1196)、(藤姓)足利又太郎忠綱が、思いもよらない嫌疑をかけられた。無実の罪が晴れるよう祈願の折、天満宮の社前に逆さに刺したまま置き忘れた鞭代わりの藤の枝が芽を吹き大木になったことから、「逆さ藤天神」と呼ばれるようになった。
 足利中忠綱は武勇の士であり、17歳の時には平清盛から戦功を認められて上総介に任じられている。