トップ>栃木県・県央の城>芳賀町>高橋城
高橋城
読み・・・たかはしじょう
所在地・・・栃木県芳賀郡芳賀町東高橋
築城年・・・1356年
築城者・・・高橋義通
主な城主・・・高橋氏
高橋氏
高橋城主高橋氏は、清和源氏佐竹氏の出といわれている。
高橋氏は信州に7000石を領し、木曽義仲に従っていた。その後に義仲が滅ぶと、高橋氏は常陸に下り、後に宇都宮氏の家臣となった。
高橋氏は宇都宮氏に従ったが、小山義政の乱の際、高橋氏は小山方についている。高橋氏の動きにより、小山氏の勢力がここまで及んでいたことがうかがえる。
高橋氏は16代、約260年間続き、1597年に宇都宮氏が滅亡すると、高橋氏も運命を共にして没落する。
小太郎塚
高橋城内に残る五輪塔(写真左)は、確かな記録はないが、12代城主義途の墓石と伝えられている。
1597年に高橋氏が没落した際、高橋氏は豊臣秀吉から特別の計らいで、郭内34石を「高橋小太郎石塔免」として贈られている。
<現在の状況>
高橋神社の周囲に広がる一体が、高橋城跡となる。城内に残る「小太郎塚」は、ぜひ見ておきたい史跡である。
<あわせて読みたいページ>
「宇都宮城」高橋氏の主家、宇都宮氏代々の居城。
「鷲城」小山義政の乱の舞台、高橋氏が小山氏についたという。
「名門、小山氏滅ぶ」小山義政の乱についての記述。
<芳賀町の城一覧>
高橋城の地図→