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城以外のあれこれ>浮島弁財天

浮島弁財天


   


所在地・・・群馬県邑楽郡邑楽町鶉新田




浮島弁財天の由来

 鎌倉幕府没落の時、執権北条高時の弟四郎恵性(泰家、朝正)が或る夜、日頃崇拝する江の島弁財天が夢枕に立ち、「汝等の池、上毛の郷に霊地あり、其処へ逃れて居住なし、北条家を再興を図るべし」とのお告げに従い、弟荒間五郎朝春と重臣三名を伴い、主従五名にして多々良沼に辿り着いた。
 そして恩林寺を建て、東林友丘和尚を開山として北条家の菩提寺となし、北条家代々の守り神たる江の島弁財天を勧請して鎮守として建立した。