山形城
減る石高、荒廃への道
最上義光の孫義俊の時、お家騒動によって最上氏は改易となった。
最上の後、鳥居氏、保科氏、(結城)松平氏、(奥平)松平氏、堀田氏、(結城)松平氏、(奥平)松平氏、堀田氏、(大給)松平氏、秋元氏、水野氏と、城主の変遷が激しい。そして、最後に入った水野氏がわずか5万石であったというように、城主の変遷とともに石高は減っていったのである。
また、城主の変遷にともない、城の状態が悪くなっていった。部分的な修復は行われたが、荒廃の勢いは止められなかったようである。
ちなみに、山形城の廃城後の様子であるが、戦前まで陸軍が駐屯していた。
<現在の状況>
山形城は良いとしかコメントのしようがない。現在は本丸の復元工事もされており(写真は2001年3月現在)、山形城に力を入れてると痛切に感じた。
オススメ度 ★★★★★