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川連城


 

   

読み・・・かわつれじょう

所在地・・・栃木県栃木市大平町川連(旧大平町)

築城年・・・1467〜69年

築城者・・・川連仲利

主な城主・・・川連氏


争奪戦

 川連城がある地は、皆川氏と佐野氏の領地が接するところであり、とても重要な地点であった。そのために争奪戦が繰り広げられた。
 1563年、佐野氏に属していた川連城は皆川氏に攻められ落城した。以後、川連城は皆川氏の支配下となる。
 1578年、粟野城主平野氏(佐野氏旗下)が川連城を攻め、城主川連仲重が討ち死にし、川連城は粟野城の支城となった。
 1585年、佐野氏に命ぜられた平野久国が皆川領に侵攻。しかし、皆川氏の巻き返しにより、粟野城は1588年に落城する。これにより、川連城は皆川氏の支配下となった。
 1590年、皆川城の落城とともに川連城も廃城となる。


<現在の状況>

 川連神社の隣に、石碑と案内板が建っている。城域は非常に広大であり、城の中央を両毛線が通っている。
 大部分は住宅や田畑となるものの、「西城」(地図)の素晴らしき土塁と堀が見られる。


<あわせて読みたいページ>


 「皆川城」皆川氏の居城。

 「一縷の望む」ブログ「九鬼の響き」の川連城についての記事。


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川連城の地図→