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仁良川陣屋


 

読み・・・にらがわじんや

所在地・・・栃木県下野市仁良川(旧南河内町)

別称・・・秋田藩出張陣屋

築城年・・・1795年

築城者・・・佐竹氏

主な城主・・・江戸屋敷からの派遣代官

 

薬師寺から仁良川へ

 秋田藩下野領の支配は、秋田からの派遣代官と、地代官大嶋氏の交互支配で成り立っていたが、1795年になって変化が見られた。
 1795年、下野領支配の不手際の責任を取らされた大嶋平大夫が蟄居所分となり、大嶋平大夫の下で下野領支配にあたっていたと推測される諸士が江戸詰めとなった。また、物書を勤めていた小貫新八、小貫惣兵衛、飯岡主税の3名が下野一国所払いとなる。
 これらに代わり、代官として川俣喜三郎、物書として鈴木友蔵、永井八郎が江戸から派遣され、秋田藩の出張陣屋は、薬師寺村から仁良川村に移された。この陣屋設定は、秋田藩による下野領支配改革の一環であり、以後、秋田藩下野領は、江戸屋敷から役人が派遣されて、彼らによる直接支配となった。
 仁良川陣屋は幕末まで存続した。


<現在の状況>

 仁良川陣屋は現在、宅地と田畑になっているが、土塁跡や堀跡と見られるものが存在している。

<あわせて読みたいページ>


 「薬師寺陣屋」仁良川陣屋設置前に、秋田藩の飛び地を治めていた陣屋。

 「薬師寺城」薬師寺氏の城。

 「薬師寺地域の魅力」ブログ「九鬼の響き」の記事、薬師寺地域の史跡について書きました。

仁良川陣屋の所在地→