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小峰城



丹羽長重による大改築

 蒲生秀行の子忠郷が1627年に死去すると、忠郷に嗣子がいなかったために蒲生氏は改易になり、小峰城は棚倉を領していた丹羽長重に与えられた。
 丹羽長重は幕府から築城を命じられ、小峰城を大々的に改築する。丹羽家は築城の名家と言われており、長重の腕は見事なものだった。

城主の変遷

 丹羽氏の後、榊原氏、本多氏、(奥平)松平氏、(結城)松平氏、(久松)松平氏、阿部氏と、度々小峰城主は変わった。1867年に阿部氏が棚倉に移ると、小峰城は江戸幕府の直轄地となり、二本松の丹羽氏が監守することになった。
 戊辰戦争の時、小峰城は新政府軍の攻撃によって落城する。


<現在の状況>

 小峰城は白河城とも呼ばれ、美しい城である。


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 「二本松城」小峰城とも関わりのある、二本松藩丹羽氏の居城。

小峰城の所在地→