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千渡城



   

   

   

   


読み・・・せんどじょう

所在地・・・栃木県鹿沼市千渡(旧鹿沼市)

別称・・・上の城、上城

築城年・・・1573〜91年?

築城者・・・宇都宮氏

主な城主・・・宇賀地氏


鹿沼城への備え

 千渡城は、宇都宮氏が天正年間(1573〜91年)に、支配下の諸城を整備する際に築かれたといい、府所城深津城茂呂城石川城とともに壬生氏への備えだった。
 1597年、宇都宮氏の滅亡によって千渡城は廃城となる。


<現在の状況>

 宝性寺境内が千渡城跡である。宝性寺の周囲を土塁と堀が囲み、素晴らしい遺構が残っている。


<あわせて読みたいページ>


 「宇都宮城」宇賀地氏の主家、宇都宮氏の居城。

 「鹿沼城」壬生氏の鹿沼城への備えが、千渡城の役割であった。

 「石川城」石川氏の城であり、千渡城と同じく鹿沼城への備えとしての城。

 「深津城」小林氏の城であり、千渡城と同じく鹿沼城への備えとしての城。

 「茂呂城」市田氏の城であり、千渡城と同じく鹿沼城への備えとしての城。


鹿沼市の城一覧

千渡城の地図→