真壁城
浅野長政の隠居料
関ヶ原の戦い後、浅野幸長は紀伊和歌山37万6000石を与えられた。幸長の父長政は隠居して江戸に住んでおり、隠居料として真壁で5万石を与えられ、こうして真壁藩が立藩した。笠間藩領となる
浅野長重は、大坂の陣を含む数々の功績から加増の沙汰を受けた。しかし長重は、父長政の墓所がある真壁の地を所領を望んだため、真壁の地を含んで1622年に5万3500石で笠間へ移った。こうして真壁藩は笠間藩に吸収される形で廃藩となった。<現在の状況>
真壁城は国指定史跡になっている。復元された土塁が美しい姿を放っている。<あわせて読みたいページ>