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向石毛城
読み・・・むこういしげじょう
所在地・・・茨城県常総市本石下（旧石下町）
別称・・・西館
築城年・・・不明
築城者・・・豊田中務？
主な城主・・・館武蔵守、豊田中務？
館武蔵守
向石毛城がいつ築かれたのかは不明であるが、石毛城の豊田中務が石毛城の支城として築き、向石毛城を「西館」と称したという。
多賀谷家稙が文明年間（１４６９〜８７）に豊田領に侵攻した際、向石毛城は攻撃を受け、豊田中務は多賀谷氏に従ったという。
また向石毛城は、天文年間（１５３２〜５５年）にも多賀谷氏によって攻められ落城した。
向石毛城の城主は館武蔵守であったといわれ、向石毛城跡に建つ法輪寺は館武蔵守の菩提寺といわれている。
館武蔵守が向石毛城といつ頃から関連性を持つのか不明であり、そして豊田中務との関係性、豊田城の豊田氏との関係性も不明である。
＜現在の状況＞
法輪寺の周辺一帯が向石毛城跡であるが、明確な遺構は分からない。
向石毛城にも大きな石碑があり、非常に立派である。
＜あわせて読みたいページ＞
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