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大宮城
堀田正虎
堀田正虎は、古河藩主で大老の堀田正俊の次男である。
1864年に堀田正俊が死ぬと、正虎は正俊の遺領から2万石を分与されて、このことにより大宮藩ができた。
一方、堀田正俊の長男である正仲は、古河藩を継いだものの出羽山形へ移封となり、その後陸奥福島へ移ったが1694年に死去した。正虎は兄である正仲の養子となって福島藩を継いだので、大宮藩は廃藩となった。
*注・・・大宮藩の居城は城ではなく陣屋である。
<現在の状況>
大宮神社の南東に、土塁と堀がよく残り見事である。
ちなみに、写真の上2枚は2005年4月撮影。下6枚は2014年撮影。
<あわせて読みたいページ>
「祇園城」小山氏の居城。
「植野城」堀田正虎の弟、堀田正高が藩主の佐野藩。
<栃木市の城一覧>
大宮城の地図→